信越本線 旧関山駅(2014/09/14)③
- 2014/09/29
- 23:13

先ほどまで晴れていたかと思うと、大きな雲が流れてきては暗くなり小雨が降ったかと思うとまた晴れる。変わりやすい高原の天気にやや振り回されながらの旧スイッチバック駅探索。レールの末端はぬかるんだ地面に漬け込まれ激しく錆びつく。その先には終点用の架線柱が立っているが、架線そのものはもっと手前で途切れている。3年前に来た時は車止め向こうまで架線が引かれていたが撤去されてしまった。架線に撤去作業の後に取り残...
信越本線 旧関山駅(2014/09/14)②
- 2014/09/27
- 22:24

2面3線を擁していた旧関山駅。左側ホームの一部が崩れている箇所あり。現役時代の写真を見ると跨線橋で2つのホームで結んでいた。自分は気づかなかったが確認すれば駅舎の土台跡が残っているそうだ。ひっそりと残るスイッチバック駅だが40年前ほどは大変活気のある様子で、多くの人々が行き交っていた事を伺わせる。下記リンク先にスイッチバック駅が現役だった頃の画像が掲載されている。非電化時代を映したサイトhttp://loc...
信越本線 旧関山駅(2014/09/14)①
- 2014/09/25
- 00:44

より大きな地図で 八島廃路マップ を表示旧妙高村(現在は新井市・妙高高原町と合併し妙高市)の中心駅であった関山駅。隣の妙高高原駅と並んで妙高山のお膝元として、多くの登山客を迎えてきた。駅舎は欧州アルプスの国々をイメージしたデザインとなっていて、1階を待合いスペースを利用したサロン、2階は画廊となっており地域の交流と文化の中心地としての役割も担っている。地方駅としては大きめな駅舎に反して、ホームは必要...
国道19号線旧道 鳥居隧道+栃窪隧道 (2014/5/6)④
- 2014/09/23
- 20:31

現R19鳥居トンネル抜けて少し遅い春を迎えた木祖村へ。抗口より200m程先右側に旧道分岐奈良井側より開けた地形故か幅員とても広い。正直現道より広いぐらいだが、この先の隧道激狭と言う罠。現トンネルの上を越えて山間入ったが、それでも幅員は21世紀でも十分通用するほど余裕があり、カーブも出来うる限り大きめにとって緩めている。この状況に油断してトンネル先へ向かうと、かなり危ない目に会いそう。(特に抗口直角...
国道19号線旧道 鳥居隧道+栃窪隧道 (2014/5/6)③
- 2014/09/20
- 10:16

ほぼ直角に切れ込むカーブの先にコンクリで抗口を塞がれた鳥居隧道。まったくを持って危険な線形で、廃止になるまでどれだけ事故が発生したか気になる所である。昭和30年開通の鳥居隧道。旧世代隧道の面影を残すコンクリートブロック積の抗門。これは実用性よりも難所貫いた記念すべき隧道として威厳持たす為の装飾であろう。コンクリ壁の向こう側には延長1111mの隔絶された空間がある。開通時、それまでの国道最長隧道であ...
国道19号線旧道 鳥居隧道+栃窪隧道 (2014/5/6)②
- 2014/09/12
- 22:04

高・中40km規制な栃窪隧道。気になるのはその奥がの大部分が塞がれていること。隧道内は何かの作業の資材置場にされていた。一方、木曽側抗口はベニヤらしき木材によって大分部分が封鎖されていたが、人一人抜けられる隙間ぐらいはある。木曽側抗口の様子。上部が地形に合わせ坑口右側が斜めにカットされている。抗口側の封鎖(?)にはビニールシートが覆われていた。このバリケード、2008年頃には無かった物である。通行を防ぐもの...
国道19号線旧道 鳥居隧道+栃窪隧道 (2014/5/6)①
- 2014/09/10
- 23:27

より大きな地図で 八島廃路マップ を表示国道19号線、鳥居トンネル。昭和53年(1979年)開通で延長1738m。このトンネルが貫く鳥居峠は日本海側へと流れる奈良井川と、太平洋側へ向かう木曽川の分水嶺となる。奈良井側の坑口上部を長野県道493号線が横切っているのだが、これが現道開通までのR19旧道であった。多く車両が行きかう現道を離れ旧道へ。行き先看板が掲げられていたと思われる支柱が佇む。なお、この...
国道17号線旧道 猿澤橋 (2014/7/6)④
- 2014/09/07
- 01:19

階段を下りつつ橋を眺める。橋を覆う木々は橋そのものから生えていた。けして低くはない樹木を支える程の根を生やせるのだから、橋上にどれだけの量の土が堆積しているか伺えよう。猿沢の源流部。このような幾多の沢が山の輪郭を造り出しているのだな、とふと思う。沢下より猿澤橋を仰ぎ見る。シンプルだけど美しい橋。橋の下から。人工物から離れ、山の一部として受け入れられた気がする。この場所には30分以上滞在していた。想...