旧青函連絡船 八甲田丸(2011/7/11)②
- 2014/10/29
- 22:24

小さな操舵士が舵を握る操舵室。旅客と貨物の安全を守る中枢部だ。八甲田丸の船型である津軽丸級は従来からの手動操舵に加え、国鉄船としては初の自動操舵システムを設置。その他にも当時の最新鋭設備を多数装備し青函航路の近代化に寄与している。こちらのプロペラ制御版も津軽丸級から設置された設備。それまでの連絡船ではプロペラ(スクリュー)の回転操作に一度操舵室から機関室へ連絡、そこから各種機関を操作しプロペラ回転...
旧青函連絡船 八甲田丸(2011/7/11)①
- 2014/10/22
- 01:02

より大きな地図で 八島廃路マップ を表示洋上の鉄路と言うべき青函連絡船。1908年(明治41年)に当時の鉄道庁により運行がされ、1988年(昭和63年)に青函トンネルの開通を持って廃止となる。現在、青森港に係留されている元連絡船『八甲田丸』は1964年7月31日に竣工。幾度の改修を受けながら運行を続け、青函航路の最終日には80年の歴史を締めくくる下り最後便(青森発17:05)として出航した。その後、...
旧国道48号線 関山隧道山形側 (2014/7/13)③
- 2014/10/18
- 04:52

>流水でぬかるむ路面に轍を刻み隧道へ近づく。手前の斜面が崩壊し路面の大部分が埋もれていた。抗口は木材の格子よって封鎖。2009年頃までは内部に入ることが出来て、内部レポをされているサイトも幾つかある。ただ宮城側はそれ以前から封鎖されていたので通り抜けは出来なかった。御影石の扁額。『関』の字が旧字体となっている。コンクリ製の抗口だが上部に笠石が乗せられている。また抗門にアーチが架けられいるが装飾的な...
旧国道48号線 関山隧道山形側 (2014/7/13)②
- 2014/10/08
- 00:17

現国道より山一つ隔てた谷を行く旧道。少ないながら交通があるのか、ダブルトラックが行く手を導く。その左方は叢に覆われた平場。一応、かつては離合が出来る程度の幅員があったようだ。日当たりの良い箇所に出ると植生が激しくなり一面緑に覆われる。この先に致命的な決壊が現れないかとヒヤヒヤしながら進む。ふと横を見たらガードレール。見た感じそれ程古くは感じられない。国道時代からあるものか、それとも旧道落ちした後に...
旧国道48号線 関山隧道山形側 (2014/7/13)①
- 2014/10/04
- 18:20

より大きな地図で 八島廃路マップ を表示山形と仙台を結ぶ大動脈たる国道48号線。県境の関山峠を延長890mの関山トンネルで貫く。この時は偶々車がいない瞬間を撮ったが、実際はかなりの交通量。近隣に山形道があるとはいえ、東根市や天童市から仙台へ向かうのならばR48経由でも所要時間は10分程度しか変わらず、仙台と山形県北部の新庄市を結ぶ特急バスが高速を使わずこちらを経由するぐらいだ。大型輸送トラックから観...
信越本線 旧関山駅(2014/09/14)④
- 2014/10/03
- 01:33

ホーム上に育ちつつある一本の白樺。土台にしっかり根をはり、何時しかはこの場所のモニュメントの様な存在になるかも。人口土台たるプラットホームも植物に侵食され、表面が現れている箇所の方が少ないぐらいだ。そんな中、草むらの中に錆付いた白パイプのようなものが埋れているのに気づいた。そのパイプに囲われた部分には極限にまで腐食した金属板のようなものが。近づいてみると、なんとこれも駅名票であった。ボロボロではあ...