甲州街道 大月~初狩旧道(2014/11/29)④
- 2015/01/22
- 08:52

笹子川の河流音が響く中、この先にあるべき道筋を望む。川岸を進むと水路から川への放水設備に突き当たる。水路には橋が架けられ宙を跨ぐ。しかし旧道はどこへ行ったのか。水路を跨いで反対側へ。こちら側は完全に斜面になっていた。しかし、下を見ると石垣の法面のようなものが見える。崩落により路盤が埋め尽くされたのか?落ち葉で滑りやすい斜面を木々に捕まりながら先へ進んでいく。だが結局その先には岩盤に行く手を遮られる...
甲州街道 大月~初狩旧道(2014/11/29)③
- 2015/01/10
- 04:21

晩秋の山林、消えかけの轍を辿っていくとバラックの小さな小屋が2棟。山仕事の生業とする人々の物置か?小屋の脇を通り過ぎると沢を渡る小さな橋。鉄骨にコンクリの橋桁を載せただけ簡易な橋。どうにもこれが旧国道の橋には見えない。旧道落ちの後に作業道の橋として架けられたと思われる。橋を過ぎると状況は一気に悪化。倒木が横たわり、路面は泥ぬた。ただし斜面には石垣の法面。これだけがかつての街道であった事の証人。ふと...