国道42号線 尾鷲隧道(2014/9/23)②
- 2015/05/29
- 23:43

煉瓦巻きより素彫りゾーンへ入るとまるで雨が降っているかのような酷い漏水。坑内には水滴が路面を打ちつける音が鳴り響く。これより以前に探索した廃隧道内にて大崩落した箇所がやはり激しい漏水を起こしていた。それ故「この隧道あかんのかも?」と言う思いもよぎるが、先ほど見た通り坑口の煉瓦巻きは良好で、この素彫りの岩肌も特に崩れている箇所も無し。これはこれで安定しているのか?岩盤に打ち付けられた金具。電線、もし...
国道42号線 尾鷲隧道(2014/9/23)①
- 2015/05/27
- 22:36

国道42号線尾鷲トンネルの紀北町坑口。この西側を走る紀勢自動車道が無料解放されているので、幹線国道にも関わらず交通量はそれほど多くはない。現トンネルは昭和40年の開通。それ以前まで使われていた旧隧道も写っているのだが、普通に走っているとちょっと気付きにくい。旧隧道は防護壁と植物に隠れるように。赤煉瓦が映える堂々たる姿。偏額は汚れや苔にまみれて殆んど読む事が出来ない。最も楷書で刻まれているのでクリー...
国道42号線 尾鷲トンネル旧道(2014/9/23)③
- 2015/05/24
- 23:54

ガードレールによる完全封鎖。通行止に関する記載があったと思われる看板はかすれて真っ白に。白くなった看板に謎の『正』カウント。その後ろの道の続きに奇妙な空白感。盛大に逝っておりますな。谷底にはへし折れた橋桁が横たわる。この橋こそ途中にあった警告標識に記載されていた『丑の谷橋』であろう。web上に上がっている情報を掻い摘んでみると2000年頃までは何とか橋は架かっていたようだ。しかし既に尾鷲側の橋台付近が...
国道42号線 尾鷲トンネル旧道(2014/9/23)②
- 2015/05/20
- 23:19

路面はダートへ。だが、まだこの辺りは締まっており、ビックスクーターでもなんとか行ける。薄汚れた徐行標識。現役国道時代から使われていたものだろうか。櫻不動明王を奉る祠の横を通り過ぎる。最初は締まっていた路面も徐々に荒れ始め、車体下部よりガツゴツ衝撃が突いてくる。乗り心地最悪、ビクスクなんかでくるんじゃなかったと後悔。(でも懲りずにまたやる)路面左脇に酷く錆付き何が表示されているかわからない小さな標識...
国道42号線 尾鷲トンネル旧道(2014/9/23)①
- 2015/05/10
- 09:27

より大きな地図で 八島廃路マップ を表示熊野灘の入り江の町、尾鷲。その市街地外れの旧国道より、これから超えるべき峠を見据える。現国道はこの場所より約500m西側を通っており、尾鷲トンネル北口まで別ルートを通る。またに現R42を超えた先には、紀勢自動車道の終点となっている尾鷲北ICがあり、険しい地形が連なる地域ではあるが現在では快適に中京方面へと接続できるようになっている。旧国道と熊野古道との分岐。古...
休止中の気仙沼線 小金沢駅(2015/4/29)
- 2015/05/05
- 01:50

より大きな地図で 震災の傷跡 を表示『やませ』が運んだ冷霧を纏う三陸の海辺。画像には写っていないが、この側に民宿が建っていて、一見その駐車場にしか見えなかった。裏側に回ればレールとホーム。ここは駅、今も現役である気仙沼線の小金沢駅であった。2011年3月11日に発生した大津波によって被災し、2015年現在も鉄道駅としては休止中のままである。ミラーが道端に倒れ、踏切設備も傾いている。おそらく津波によっ...
木更津基地引込線(2015/1/11)④
- 2015/05/05
- 01:01

三度、内房線踏切前の江川線・高柳線分岐地点へ戻ってきた。低木が群れるの中、ポツンと立つ『国有地』の看板。この中にレールは残っているのか?冬の草枯れ時期の今なら確認できる違いない。この木製電柱もかつては、基地引込線の電信柱だった?で、中にはしっかりレールが残っていた。次は二手に別れる路線の合流点をチェックだ。だが合流予想地点はこんな感じ。発掘できるか?うーん、わかる?何とかかき分けてみる。弦は地味に...